ハリアー新型の不具合・リコールについて不安を徹底検証レポート!!
2013年12月の発売から、まもなく5年が経過しようとしているトヨタ ハリアー。
品質には定評のある自動車メーカーであるトヨタのクルマですから、不具合やリコールはあまり無さそうなイメージがあります。
実際にトヨタ ハリアーに不具合やリコールは出ていないのか、調べてみました。
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ハリアー新型の不具合・リコールについて
引用:https://toyota.jp/harrier/performance/
クルマに不具合が生じたとき、自動車メーカーは次の3つのいずれかの方法で対応します。
- リコール
- 改善対策
- サービスキャンペーン
不具合が生じたクルマの保安基準への適合性や、不具合の対応への緊急性の度合いによって区分されています。
いずれも国土交通省に届け出て、自動車メーカーによって無償で行われる修理・修繕のことです。
リコール、改善対策、サービスキャンペーン
引用:http://whatever777.com/2017/10/29/%E3%80%8C%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%AB%E3%80%8D%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%80%82%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%81%8C%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E3%81%AB/
トヨタ自動車によると・・・
リコールとは
自動車が道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態、又は適合していない状態で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て、ご使用のお客様にご連絡して無料で修理します。
引用:https://toyota.jp/recall/index.html
設計上・製作の過程で生じた不具合によって、クルマが道路運送車両の保安基準に適合しなくなると、その車両は公道を走行することができなくなります。
場合によっては人の命を奪いかねない、危険な状態であると言えますので、早急に販売店等で対策を受ける必要があります。
改善対策とは
自動車が保安基準に不適合状態ではないが、安全上又は公害防止上放置できなくなるおそれがあり、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て、ご使用のお客様にご連絡して無料で修理します。
引用:https://toyota.jp/recall/index.html
こちらはリコールと違い、設計上・製作の過程で生じた不具合によって、クルマが道路運送車両の保安基準から外れることがない場合です。
リコールほどに緊急性は高くなく、症状が出て整備不良の状態となっていなければ、未対策の状態でも公道を走行することが可能です。
しかしリコール同様人の命を奪ったり、経済的な損失を被る可能性がありますので、早急に販売店等で対策を受けるようにしてください。
サービスキャンペーンとは
リコールや改善対策に該当しないもので、商品性の改善等のために、国土交通省に通知し、サービスキャンペーンを実施しています。 お客様にご連絡するか、トヨタ販売店へご来店時にお知らせして点検・修理します。
引用:https://toyota.jp/recall/index.html
リコール、改善対策のいずれにも該当せず、緊急性の低い、商品の不具合を修正する場合は、このサービスキャンペーンを行います。
市場で不具合が頻発しているが、保安基準不適合とならなかったり、安全上のリスクが高くないと判断される場合にはこちらが選択されます。
「ディーラーに点検に出したら、不具合をこっそり直してた!」という声などは、このサービスキャンペーンに該当するユーザーの車両を、ディーラー側がユーザーの同意を得ずに実施した場合に発生します。
クルマにいたずらされたわけではないのですが、気分は良くありませんよね。
こうした不具合について、大きくても小さくてもきちんと説明する真摯な姿勢が、自動車メーカー側には求められると思います。
引用:https://www.webcartop.jp/2017/07/137579
トヨタ 新型ハリアーの不具合について
トヨタ ハリアーは、現行型(ZSU6/ASU6/AVU6型)についてはリコール、改善対策は届出がありませんが、サービスキャンペーンについては2件の届出があります。
いずれも電装関係の不具合で、車両の状態に決定的な影響を与えるものではありません。
工場装着ナビの不具合
1.車両の現象
工場装着ナビゲーションシステム搭載車両において、高機能ETC車載器(ETC2.0対応)を装着した場合、ナビゲーションシステムの走行履歴読み出しプログラムが不適切なため、当該車載器と道路に設置されているアンテナ(ITSスポット)との双方向通信ができず、各種情報サービスが受けられなくなります。2.改善の内容
全車両、ナビゲーションシステムのプログラムを修正します。引用:https://toyota.jp/recall/campaign/160414_3.html
音声案内機能付きクリアランスソナーの不具合
1.車両の現象
音声案内機能付クリアランスソナー装着車において、クリアランスソナー制御コンピュータの音声案内用プログラムが不適切なため、障害物を検知した際にブザー警告のみで障害物の位置を音声案内しません。
2.改善の内容
全車両、当該コンピュータのプログラムを修正します。引用:https://toyota.jp/recall/campaign/140124.html
いずれも、システムのプログラムの修正で対応可能となっています。
まだ対策を受けられていない方は、一度販売店(ディーラー)で相談すると良いでしょう。
トヨタ 新型ハリアーの不具合が起きたら?
引用:https://drivefactory.info/archives/14802
トヨタ 新型ハリアーに乗っていて「あれ、おかしいな」と思うような不具合に出くわしたとしたら、あなたはどうしたらよいのでしょうか。
そんなときは、慌てずにそれまでのあなたのクルマの使用状況をよく思い出し、不具合が生じていることを販売店(ディーラー)に相談しましょう。
何も考えずに、ただ「不具合だから」と慌てたり、怒ったり、お店に怒鳴り込んでみたりしても、何の解決にもなりません。
ましてやトヨタ 新型ハリアーは、上記のように非常に不具合の少ないクルマです。
あなたのクルマに起きた不具合は、あなたのクルマ固有の問題である可能性があり、設計上・製造の過程における不具合であるとは断定できません。
むしろあなたの使用方法や使用環境、使用による劣化や磨耗等による自然なものであることが多いです。
これは自動車メーカー・販売店の責任ではなく、使用者であるあなたの管理責任を問われるものです。
ユーザーが日ごろから愛車の健康状態にはしっかり気を使い、それでもなお起こる不具合については、自動車メーカーや販売店による保障修理での対応が一般的です。
そしてこれが他のクルマでも多発したときに、リコールなどの対策が行われます。
ハリアー新型の不具合、リコール時の解決措置とは??
引用:https://ukzeroshufu.com/car_accident/
トヨタ 新型ハリアーの不具合については、サービスキャンペーンの発表のとおり、システムのソフトウェアの更新での対応となっています。
ただし、先の「タカタ製エアバッグ問題」でもあったように、製造から相当の時間が経ってから発生する不具合も存在します。
ユーザーの命を守るための装置のはずが、その作動によってユーザーの命を奪うこととなった、大変痛ましい事件を伴ってから「不具合」とされた事例です。
こうした製造上の不具合について、市場や販売の現場等からの情報が多く寄せられたときに、自動車メーカーが抜本的な解決措置を取ります。
これがリコール・改善対策・サービスキャンペーンとなるわけです。
リコールと自動車業界
実際にはこうした対策されるべき不具合は、潜在的に多数存在していると言われています。
しかしこれらの不具合を一度に国土交通省に報告すると、販売の現場では対応しきれないくらい多数の改修されるべき車両が出てきます。
自動車業界は現在慢性的に人手不足となっており、特に整備士が足りないと言われています。
このままでは労働者が疲弊し、場合によってはパンクしてしまう現場もあるかも知れません。
そうした労働者側への配慮もあり、特に発表後には早急な対応が求められるリコールについては、その理念と相反しますが、これまでに発表されたリコールの作業の進捗を見ながら計画的に発表されている、という声もあります。
自動車メーカーには、不具合を出さないのはもちろんのこと、末端の現場への配慮まで求められます。
さもなければ、販売したクルマの面倒を見る者がいなくなり、整備されていないクルマが増えるでしょう。
そうしたクルマが増えると、当然不具合も起きやすくなり、自動車メーカー側が更なる対応を求められることになりかねません。
これはクルマのユーザーにとっても大問題で、なかなか思うように整備を受けられないと、安心してクルマに乗ることができなくなります。
このような悪循環に陥りつつあるのが今の日本の自動車業界です。
クルマの健康管理は、販売店任せではなく、あなた自身も積極的に参加するようにしましょう。
日常点検が快適なカーライフの第一歩であることは、今も昔も変わらないんですね。
引用:https://response.jp/article/2017/08/12/298575.html
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